医学博士の安保徹さんの書籍「病気にならない免疫学」
マンガなので難しい免疫の事がすいすい頭に入って来ます。
免疫力を自分で高めるコツとは
・「早寝早起き」で生活のリズムを整える
・自律神経のバランスを整える
・身体の声に耳を傾ける
・無理せず、心地よく体を動かす
・笑って冷えを吹き飛ばす
・入浴は「ぬるめのお湯」にゆったりと
・「湯たんぽ」を上手に利用する
・日光浴でミトコンドリアを活性化する
・早食い、大食いを改める
・食物繊維を摂り、丸ごと食品を食べる
・酸味、苦み、辛みで免疫力を刺激する
・「爪もみ」で「乾布摩擦」を行う
すべてこう(理由)だからこう(対処)なんです(抽象的でごめんなさい)が
書かれています。
乾布摩擦ってあんまり皮膚をゴシゴシしてはいけないのでは?と
私は思っています。
そのとうり!ゴシゴシと強くこすると皮膚を傷つけるのでいけません。
「こする」という物理的な刺激と「冷たさ」という温度刺激によって
自律神経が刺激され、血管を収縮させたり拡張させたりして
体温調節機能が高まるんですね。
意味や身体の機能を理解すると「!」ですね。
自然の摂理にはみださない生き方で心と身体も健康でありたいです。
ちなみに、、、
「新がん革命」(安保徹ほか共著)で船瀬俊介氏が
以下の事をおっしゃっています。ご参考に~。
・・・・・
19世紀前半まではヨーロッパでは5つの医療流派が平和共存していた。
1 ナチュロパシー(自然療法)
心身を自然な状態に導くことで、病気を回復させようとするもの
主流は食事療法で、転地療法、温泉療法も、これに該当
2 オステオパシー(整体療法)
体の歪みを矯正することで、病気を治そうとするもの
東洋の鍼灸、指圧、按摩なども、これに該当
3 サイコパシー(心理療法)
心が病むから体も病むとするもの
瞑想療法、暗示療法、イメージ療法など
4 ホメオパシー(同種療法)
自然治癒力を加速するため、
薬草などの微量の毒を薄めて投与するもの
例えば、熱を止めるのではなく、逆に高めて、
早く病気を治そうとするもの
東洋医学での漢方療法に似ている
5 アロパシー(薬物療法)
症状を消すために、薬物という毒を使うもの
救命とか痛みを止める緊急救命医療のときに効果を発揮する
ところが、近代医療は、食、からだ、こころ、自然治癒力を生かす医療が排除され、5番目の薬物療法のみが主流となっている。
と言うより現代は薬物療法そのものと言って良い。
なぜ、そうなったのか。
その背景には、まずドイツ軍国主義がある。近代医学はドイツで誕生した。当時のプロシャは鉄血宰相ビスマルクに象徴される軍事大国で、戦争につぐ戦争で領土を拡大し、ためにドイツ近代医学は戦場で発達した。
つまり、野戦病院の医学なのだ。
それは、殺菌消毒学、麻酔医学、外科手術などだ。
そこで緊急救命の薬物療法が活躍したことは言うまでもない。
その系譜を引く現代医学も緊急救命医療には優れる。
しかし、病気の9割を占める緊急救命以外の慢性病には、まったく無力なのだ。
現在の大学医学部で「自然治癒力」に関する講座が1時間もない。また、医師必携の大部「医学大辞典」(南山堂)にも、「自然治癒力」さらに「治癒」という項目はない。
つまり、自然に生体は治癒するという、医学の基本中の基本がスッポリ抜け落ちている。
そして、医師国家試験に大腸ガンの問題が出て、正しい治療法を選択させるのだが、肝腎の「食事療法」の選択肢がない。
こんなことでは、もはや真の医学ではない。自然医学を実践し、現行の医療体制と対決している、ある高名な医学博士は、その理由を明快に教えてくれた。
「大学で自然治癒力を教えないのも当然なんですよ。病人が勝手に治ってしまうなんてことを教えたら、医者も薬屋もおまんまの食い上げだ。」
・・・・・
最後はやっぱりあ~あ、な感じですね、とほほ。
どこもかしこも、やっぱりそうですか~。
薬物療法の利権を傘下に置く石油化学資本、黒いな~。
マスメディアも仲良しなんでしょうね。
かかわらんとこーっと!