病院へ向かう車中でも
イチはうーうーと泣き不安そう…
さて病院に着くと…
やっぱりダメでした。
診察室に入ると泣くわ威嚇するわで先生もお困り顔。
体調が良くないのにこれだけの反発エネルギーは凄い!
ある意味生命力溢れて頼もしくも思いました(汗)
いっこうに興奮は収まらず。
先生は少しひきつった顔で
「鎮静かけまーす」と語尾を伸ばしながら(女先生)
自分に渇をいれてるのが分かりました。(頑張れ!先生、イチ)
しかし鎮静もなかなかイチには効かないのです。
暫く離れて戻って来た先生がイチを見て
「まだこの子起きてる!」とびっくり。
(イチは気がしっかりしてるんだね、不安からであろうとも、自分の意思を貫く強さは偉いよ)
やっとの事で眠り始めたイチ。
診察が始まります。
レントゲン、尿、血液。
程なくして説明を受けました。
「レントゲンにはやはり便が詰まっているので摘便をします。
それと血液検査の結果がよくなくて、、、
かなり進行した腎臓病です。後で詳しく説明します。」
予想もしていませんでした。
摘便をしてもらい
眠るイチに静脈点滴をしながら
詳しい血液検査の結果を教えてもらいました。
「本当は2、3日病院に通ってもらい様子をみたいのですが
この猫ちゃんは病院に来ることがストレスになると思うので
家で毎日、もしくは2日に1回
輸液を200~250CCして下さい。
今からやり方を説明します。」
早口ながらも的確に教えて下さいました。
わからなくなった時のために許可を得て動画を撮らせてもらいました。
(結局一度も見てません。横たわっているイチを見るのが
思い出すのも辛いので、、、)
現実を受け入れるにはいきなりすぎて戸惑ったけれど
辛いのはイチ、クヨクヨしていられません。
しかし、先生がおっしゃった次の言葉を聞いて涙があふれました。
「うちの猫も腎臓病で毎日輸液をしています。
もう7年になります。
腎臓病でも長く生きる子もいます。
でもこの子(イチ)は数値が高いので
早かったら年を越せるか、、、」
おい!ちょっとまてーい!
誰がイチの期限を決めるんや!
それはあくまでも数値やろ!
と、夫と話したのは家に帰ってからの事ですが。。。
帰る時、先生から
「もうちょっとおとなしい子なら診てあげれるのに」と。
それってやんわりと「うちでは診れない」と言ってることと同じやん。。。
とショックで悲しくて病院を出たのでした。
こたつの中には入りません
こたつカバーの上がお気に入りなのです♪