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がれき、大阪・夢洲で処分決定へ…近く説明会

がれき、大阪・夢洲で処分決定へ…近く説明会

 東日本大震災で発生したがれきを人工島・夢洲の焼却灰処分施設「北港処分地」(73ヘクタール、大阪市此花区)で受け入れ、最終処分する大阪府・市の計画案について、環境省は5日、海水に漏れる放射性物質はごく微量にとどまるとして「安全を確保できる」との評価結果を市に伝えた。市は府の専門家会議による評価を経たうえで、近く受け入れを正式決定し、周辺住民対象の説明会を開く。

 処分地は周囲を護岸で囲まれ、埋め立てが進んだ陸地部分と海水部分(6・6ヘクタール)に分かれる。環境省は焼却灰の埋め立て方法について、〈1〉海水面に直接埋め立て〈2〉陸地の未整備部分(2ヘクタール)に埋め立て〈3〉同部分に放射性物質を吸着する鉱物「ゼオライト」を敷き詰め、埋め立て――の3パターンに分け、影響を試算した。

 いずれも処分地内の海水面で検出される放射性物質の濃度は最大で1リットルあたり9・82~0・172ベクレルと、一般の水道水から検出される値(同10ベクレル)を下回った。市は、「護岸に排水処理施設があるため、実際に外海に出る放射性物質の濃度はさらに低くなる」と説明している。

 橋下徹市長はこの日、報道陣に、ゼオライトを使った埋め立て方法を採用する意向を表明、「手続きをきちんと踏んでいるので、周辺住民は(受け入れを)納得してくれると思う」と話した。

(2012年6月6日 読売新聞)


私は以前2年ほど此花区で暮らしていました。

淀川沿いの堤防を大阪湾の方へあてもなく散歩していたある日、

目に飛び込んできた奇抜な建物。

ちょうどUSJ建設中の時期だったので

てっきりUSJだと思っていましたが

あとで舞洲のごみ焼却場と知りました。

立派な建物なのでその時は違和感と感じた事を思い出します。

そして先日ある方のブログでこの建物のデザインをしたフンデルトヴァッサーの事を知りました。

そのブログには彼が自然との共存を訴え続けたエコロジストである事、

反原発を提唱していた事、「樹を植えよ―核の危機を回避せよ」の作品とともに

そのポスターを寄贈したときに発表したスピーチも載っていました。

それはとてもすばらしく共感できるものでした。

一部スピーチを転載させていただきます。

『核エネルギーは、見せかけのエネルギー危機に

見せかけの解決を短期的に見出すだけだということを私は主張したいのです。

時間が経つにつれて、私たちは自分たちのしていることが

如何に広範囲に危険を及ぼしているかを認識するでしょう。

そして、前には見えなかった新しい問題が、ますます高くつき、

ますます危険な代償を要求することに気づくことになるでしょう。

その範囲を認定するには、私たちの経験則はいまだ小さすぎるのです。

技術者や学者、専門家が私たちを、自分たちでも解決できないような

予測不可能な危機へと導くならば、それは見逃してはならないことです。

しかしながら、私たちは、自らが理解できない、

生命を危険にさらすようなモノに依存するようになるのです。

そして、それが私たちの破滅なのです。』

『自然の法則に関する知識を伴った創造的な精神のみが、

私たちが辿ってきた状況を生態的に克服することができるのです。

工業的な発展の考えでは、まず無理です。

いわゆる発展は、破滅への歩みとなってしまったからです。

生き延びるためには、手を引くしかないのです。』

今の状況とリンクして胸が締め付けられる思いです。

彼がデザインにかかわった意味も運命のように感じます。

彼がデザインした舞洲のごみ焼却場で、

原発事故による放射性物質を含む瓦礫が処分されるかも知れない、

そしてすぐそばの夢洲で焼却灰が埋め立てられるかも・・・と、

今は亡きフンデルトヴァッサーが知ったらどう思うんでしょうか・・・

大阪市のホームページにも「舞洲工場のデザインに関する

フンデルトヴァッサー氏からのメッセージ
」が載っています。

『自然と調和して生きよう。

私たちが自然の調和を乱してまで所有したものを自然に返そう。

そして私たち人間として伸びやかに生きる夢を取り戻そう。

命あるものが、調和できない偽りの美しい世界を切望することなく』

国民ひとりひとりが何を選択するのかは自由なはずです。

未来の子供たちや持続可能な地球、自然の事を思えば答えは一つだと私は思います。
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by kazeoshie | 2012-06-11 19:42 | 未来へのみちのり
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